goodluckkittenの日記

好きなものや嫌いなものを紹介します。またはただの日記。

兎は波を走ってしまったようだが、ガラクタは時に心のオアシスとなる予感がした。

本日は、兎、波を走るという舞台を観に行った。松たか子さんが出ているし、なんだか面白そうということで行ったのだが、期待していた何倍もおもしろかった。まず、あんなにいろんな要素が詰まっているのに、なぜかそれぞれを理解できて、さらにそれが集まって大筋のようなものが出来上がっているのがすごい。そしてそれを、一流の役者さんたちが精魂込めて演じており、一挙一動、一言一句に感動した。野田地図の作品を観るのは初めてであったが、アナグラムなど言葉遊びも楽しかった。兎、波を走るというタイトルに、あんなにたくさんの意味を込められるのは、常に言葉について考えているからだろうか。舞台演出もすごかった…などと書いていると冗長になりそうなのでここまでとする。とにかく、…兎に角、ひさしぶりにあのような世界を浴びることができたのは光栄である。ありがたいことである。このことに感謝し、感動しながら日々生きてゆくのが賢明なのである。

 

帰宅すると、おばさんから大量のガラクタが届いた。ゆうパックであった。派手な柄のマスクたくさん、シナモン茶、賞味期限切れのラスク、首を冷やす棒状のもの×2、歯ブラシたくさん、歯磨き粉×2、オペラグラス、懐中電灯×3、まごの手×2。ほかにもいろいろ入っているのであった。ほとんど使わないが、また送ってもらえるよう電話した。物そのものの価値よりも、それらを送ってくれたそのセンスが、何より面白く、嬉しいことであった。

 

件の舞台を観たら、スピッツ青い車が頭に浮かんだ。先ほど、弾き語りをしたのち、雲のサイトに投稿した。これまで特段好きでもなかったその曲が、好きになった日であった。

 

きょうの2曲

1、スピッツ 青い車

青い車

青い車

青い車 - song and lyrics by SPITZ | Spotify

 

2、柴田聡子 とさだより

いじわる全集というアルバムに収録されており、一聴して好きだ!と感じた。購入を推奨します。