日に日に食べるスピードがはやくなっている。
早く食べれば昼休みが長くなるからだ。大人がみんな、食べるのはやい理由がわかり、自分ももう大人であることに気づくのであった。
好きな人からとても素敵な暑中見舞いが届いた。それは不思議に輝くくらげであった。なぜこんなに素晴らしい文章が書けるのか、教えてほしい。きっと今まで彼女が蓄えてきた養分によるものだろう。その養分は、使っても使っても減らない特別のものである。このような素敵な友だちをもつことに感謝し、今日も明日も生きていくのがよいのである。
今日は連日の寝不足が祟って、ひどくぼおっとしていたので、ひさびさにエナジードリンクを飲んだ。飲んだ時、某バンドの「やっと目を〜覚ましたかい♪」というフレーズが脳内で流れ、面白くなった。歌詞通りわたしは目を覚まし、その後の業務に集中できたので、エナジードリンクとはすごくて、しかしこわいものだと思った。味も好きでない。あれほどまでに妙な甘さは、他になかなかないのである。わたしはよく知育菓子を好んで食べるが、あれを食べていると決まって「体に悪そう」と言われる。でもあれは特別のおいしさがあるし、エナジードリンクのほうがよっぽど体に悪そうで、かつ不味い、と思う。ちなみに、エナジードリンクを飲んでいる姿を見られるのは、まるで「眠たいですよ〜」と宣言しているようで嫌だったので、パンダのタオルで隠蔽した。しかし缶のプルタブの部分が蛍光の緑で、隠蔽を妨げられて不快であった。
ところで、昨日はおばさんを好きになった、記念すべき1日であった。
1、パートのおばさんに、「マスクとると雰囲気違うのね!マスクないほうが全然可愛いんだもの!」と言われ、お世辞でも舞い上がるような気分となった。
2、あまり話したことのなかった別のおばさんが、「ずっと座ってて疲れない?適当に休憩してね」と、わざわざ声をかけにきてくださり、その笑顔がとても優しかったのでこちらもにっこりとなった。
3、歯医者のおばさんが優しく丁寧で、また素敵な女言葉を使われており、好きになった。
かくして、素敵なおばさん3連発により、これまでこの世のおばさんを憎み、おばさんになりたくないと誓っていたわたしであったが、良いおばさんもいるのだと心得ることとなった。
おばさん万歳。
きょうの1曲
折坂悠太 正気
未だ音源化されていないので、聴きたい人はライブへ行くべし。「悪いことがまた 起きる時のために」という、アレ。