goodluckkittenの日記

好きなものや嫌いなものを紹介します。またはただの日記。

予定のない、充実した休日

新桜町周辺を徒然なるままに歩いてる。行きたかったおはぎやさんでおはぎ買って、パン屋さんでは焼きたてのパンを買った。鳥はさえずり、落葉樹たちは皆秋色に色づいてる。予定のない休みは本当に楽しい。

 

馬事公苑に着いた。こども広場で、律儀に遊ぶ子どもたちが可愛い。もう12月なのに、17アイスを手に持って走る女の子が3人。左手に電話、背に赤子、右手は女の子と繋いで歩くお母さん。大学生の女の子たちはピクニックをして、男子高校生たちは学校帰りだろうか、リュックを背負ってわいわい歩く。アリはエサを咥えて運び、少年はパパとどんぐりで遊ぶ。私はそれを眺めながらおはぎを食べる。日差しが暖かい。

 

f:id:goodluckkitten:20231201191122j:image

↑芝生広場

 

こんな幸せをずっと感じられたらいいと思う。知らない子供が2人、ここで出会って、遊んで、でもたまたまここで会っただけなのでお別れで、ばいばーい!って大きい声で言い合ってた。私も公園で会っただけの友達がほしいな。子どもはまっすぐ歩かない。ふらふら歩く。足をふにゃっとしたかと思えば、ふいに空を見上げる。急に走り出したかと思えば止まって、こちらを振り向く。聞いたことないような声で、ずっと叫んでる。おじいさんがデジカメを三脚に立てて、馬の銅像の前に座った。セルフ記念写真だ。よく撮れたかな。同じ場所で、みんなで写真撮っちゃお、とスマホで自撮りする小学生の女の子が4人。

 

f:id:goodluckkitten:20231201191024j:image

↑記念写真スポットの馬の銅像


日に当たった髪が熱をもって、触れば冷えた手が暖まる。坊やがふらっとこっちにきて、ちょっと目が合った。どんな気持ちなのかな。そろそろまた歩き出そう。

 

f:id:goodluckkitten:20231201191043j:image

↑私が長時間座っていたベンチの足下

 

帰り道、馬事公苑の外の道を歩いていると、フェンスと街路樹の向こうに、馬が見えた!馬房から顔を出して、日向ぼっこしてる。目が合った。優しい目をしてた。私に気づいてくれたのが嬉しい。昔から目立たないようにしてたから、それでも気づいてくれる人が好きだ。

 

f:id:goodluckkitten:20231201191251j:image

↑フェンス越し、街路樹越しの馬

 

都会の高校生がぞろぞろ歩いていて羨ましい。髪がサラサラの女の子たち、足が寒そうだけどなにも気にしてないんだろうな。みんな一様に楽しそうに見える。子どもも高校生も、もうどうやってもなれないのに憧れる。もうなれないから憧れるのかな。

 

今日の終わりはちょっと残念だったけど、それを取り返す術を私はもう知っているので大丈夫。また少しずつ歳をとっているのを感じる。

 

きょうの一曲

キリンジ かどわかされて

キリンジを聴きながら散歩してた。どの曲も良くて選べないから、とりあえずこれにしてみた。

かどわかされて

かどわかされて

  • KIRINJI
  • ロック
  • ¥255

かどわかされて - song and lyrics by KIRINJI | Spotify