うんざりどんより8月のおわり。

もうひどくうんざりしてる。いろんなものにうんざりしてるけど、なにより自分にうんざりしてる。もう嫌だ。何が嫌かと言われるとぜんぜんわかんないんだけど、何かわるいものがいて、それがすごく嫌だ。何か、のために気を病んでいる自分も嫌だ。

スーパーへ行くと、「輸入ミニトマト」が売っていた。理由などなく、ただなんだか、こういう時代になったんだねと思った。みんなゆっくりと沈んでいるんだ。溺れながら踊ってるだけなんだ。

季節の変わり目のせいだ。夏が終わるのは嬉しいけれど、なんかこの気候とか空気みたいなものに、心を引き摺られている。でも田舎の夏よりは、都会の夏のほうが好きだな。というか、不本意に外に出ることがなくなったからか。それにしても疲れた。

なまぬるい風が吹いていて気持ち悪い。昨晩は自分でもどうしてあんなにふらふらで、凶暴で、わからずやの泣き虫だったのかわからない。頭の中でたまに思う、なにもかもを投げ散らかして、壊したい、がちょっと現実に侵入してきた。絶対だめ。最近はそういうふうに思うこと、滅多になかったのになあ。大学時代、グレてる先輩が「昨日の夜、いらいらしてスマホ投げて壊しちゃった」とある日言っていたのを思い出して、それがちょっと、ほんのちょっとだけ羨ましかったのも、思い出した。今は羨ましくなんかない。だめなことはだめなんだ。

今日のかまってちゃんのライブ、行きたかったなぁ、行けばよかったなぁ。

神聖かまってちゃん　美ちなる方へ