何気なく発された言葉が、毒にも薬にもなる、とはずっと思っていたけれど、やっぱり今日も思った。でも、一言添えるだけでこんなに嬉しくなるのなら、わたしもその一言を見つけていきたいと、思うのであった。
あの人はだんだんと目つきが変わってきた。前はきらきらと美しい目をして、のびやかにしていたのが、すっかり曇って、起きているのか、寝ているのかわからないような目になっていた。私もそうだったらどうしよう、と思ったが、そうならぬよう、気を確かに、毎日はっきりと思考をなぞっているのがよいのだと思った。
ところで今日は妙な一日であったが、ピーナツバターとしょっぱいものが、よく合う、ということだけは、くっきりと覚えているし、久々の学びであった。ベーコンもポテトも、ピーナツバターに合う。それを忘れぬよう、ここに書いておくこととする。
たまに、どうしようもない悲しみを思い出すことがあるが、それはもう仕方のないことだ。悲しみに暮れても意味がないけれど、意味のないことをするのが人間なのだ。哀しいかな、人間として生まれたからには、意味のないことをくりかえし、くりかえし、そして死んでゆくのだろう。それは全く醜いことであるが、時にそれが美しいのは、やっぱり私も人間だから、仕方のないことなのだった。
きょうの二曲
一、本日休演 線路
線路 - song and lyrics by 本日休演 | Spotify
二、betcover!! 異星人