goodluckkittenの日記

好きなものや嫌いなものを紹介します。またはただの日記。

かっこいいおじさんになりたい

電車で足を組む人の気持ちが、あまりにもわからない。隣に座れるはずの席が、ちょっと気の強い人あるいは気にしない人しか座れない席となる。隣に人が座っている場合は論外。先述の人以外は、隣で足を組まれたら不快になる。私もそのうちのひとりで、当たらないとわかっていてもどうしても嫌で、そういう人とは友達になれないと強く思う。もっとも、私の友達にはそのような人はいないので安心である。電車で足を組んだり、足を投げ出したりする人は苦手、という話でした。

 

そんなことはどうでも良いくらい今日は最高の日となった。昼間は働き働き、昼休みも仕事に圧迫され、とはいえへとへとではなくへと、くらいだったのは、相当今日のライブが楽しみだったのだろう。

 

今日はキリンジのライブだったのだ!想像通り、これは本当に最高で、心から行ってよかったといえる。ああいうかっこいいおじさんには憧れる。私もかっこいいおじさんになりたいと思う。正直、最新アルバムは聴き込むといえる程は聴いてなくて、むしろ昔のアルバムをよく聴いていた。しかし、生で聴くとやっぱり、全ての曲が素晴らしかった。がらっと印象が変わって聞こえたり、歌詞の意味がよくわかるような気がした。期待通り、バンドも最高だった。今回このライブに行くことを決めたのには、このバンドメンバーの面々も大きく寄与している。全員が完璧に、パズルのピースのようにガッチリはまっていて、その中にもゆとりがあり、歌詞の心地よさも際立っていた。

 

何より嬉しかったのは、「悪玉」と「千年紀末に降る雪は」の二曲が聴けたことだ。悪玉は、私がキリンジにハマる大きな一因となった曲だ。まずスウィートソウルでハマり、悪玉のライブ映像で、さらにずどんとハマった。昔の曲をやります、と言って、あのイントロに入った瞬間、嬉しくて嬉しくて、にっこり、にっこりにっこり、満面のにっこりになった。さらにはアンコールで千年紀末に降る雪は。ウッドベース、かっこいい〜!「〜!」を使うくらいにはテンションが上がっている。あー、本当にかっこよかった。悩んでいたけど行ってよかった。しっかり(?)タオルとステッカーも買いましたよ。来年5月にあるという、25周年ライブも絶対に行きたい。キリンジを好きになってよかった。好きなものが増えるとにっこりも増えますね。

 

今日の一曲

とてもじゃないけど一曲に絞れない。けれど絞ってみる、とするならばこれだ。ライブで聴くと、音源で聴いたのより、ずっとずっと良く聴こえた。開けた感じ、明るい感じ、しかもかっこいい。

KIRINJI Runner's High

Runner's High

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  • J-Pop
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